翻訳機と人間

2019.01.29 / info

自分の外国語に自信がないから・・・
ネイティブの発音は聞き取れないから・・・
はずかしいから・・・

こんな思いから、外国人とのコミュニケーション躊躇していませんか?
外国人受入れが拡大されている今、隣に外国人材がいることは日常となるでしょう。

私の外国語が完璧ではないように
来日した外国人材の方々の日本語も完璧ではありません。

今はこの心強いお守りを秘め、受入れサポート業務に臨んでいます。
外国人 翻訳機 外国人受入れ
ポータブル翻訳機です。
CMで見たことある方も多いのではないでしょうか?(ハハハ)

「正確に理解し合う」ツールとしては非常に効果的ですし、
「瞬時に訳す」という点においても私の脳より圧倒的に優れています。

サポート業務の中では、専門用語や契約書等をご説明する場面もあるので、ないと不安な存在となっています。

技術が進み、翻訳機さえあれば簡単に意思を交わせる時代になりました。
技術がさらに進めば、外国語を勉強する必要すらなくなってしまうと思います。

しかし
「コミュニケーションを取り合う」ツールとしては、自分の脳で考え、自分の口から出る
言葉が一番だと信じています。拙いながらも自分で表現したい。

貪欲に!!

意外と喜ばれる、私だけの印鑑

2019.01.28 / info

何かを契約の際、必要になるのは決断力と印鑑です。
日本人には当たり前のことですが、サインを多用する外国人材にとって(とくに非漢字圏)印鑑を使う習慣というのは非常に珍しいものです。

印鑑の歴史は非常に古く、歴史の教科書にのっていた「漢倭奴国王」と刻まれた金印が日本最古の印鑑だと言われています。
政府や役人が使うものとして定着したのち、平安・鎌倉時代になって個人使用するように広まっていったといわれています。

印鑑を自分の証明とする制度は古くから日本に根付いていたんですね。

日本で生活をする外国人材にとって、この印鑑必要不可欠なものになります。
不動産の契約、銀行口座の開設、住民登録、ガス、水道、携帯電話・・・
様々な場面で印鑑を求められます。

私たちの行う来日後のトータルサービスの中のひとつに印鑑の手配があります。
初めて印鑑を手にする多くの方々を見てきましたが、みなさん本当に喜ばれるんです。

ちなみに、外国人材の印鑑ご想像つきますか?
以下のような体裁でOKです!!

・名前のアルファベット(MALIA)
・名前のカタカナ(マリア)
・名前の漢字当て字(麻利亜)

無理に当て字を考えなくても問題ありません。アルファベットでも構いません。

あとは、押し方を注意してあげましょう。
慣れていないと、朱肉の付きが足りなかったり、圧が弱すぎて薄すぎたり、上下逆に押してしまったり・・・・
外国人 印鑑 外国人受入れ

以前6文字のお名前の方の印鑑をご用意したことがあります。
2文字を見慣れている身からすると、印鑑というよりは非常に芸術的で羨ましたったです。

今回は「印鑑」でしたが、
”身近にあるちょっとした日本の文化”、これからもどんどんご紹介していきます。

外国人材のための多言語対応相談窓口

2019.01.25 / info

日本語が堪能であってもそうでなくても、
緊急を要する事態や細かく伝えたい相談事などは母国語でできると安心ですよね。
そんな時、非常に心強い存在なのは「多言語対応の相談窓口」です。

「在留資格」「就労」「教育」「人権」「法律」「医療」「交通事故」等
多岐にわたる多言語対応の相談窓口が設けられています。
調べていて、正直安心しました。

しかし、詳しくみてみると意外な事実が見えてきました。

実は・・・
・窓口開設時間は1日数時間
・相談受付1日2人まで
・1週間前までの事前予約必須
・平日のみ
・実際は英語、中国語のみ
・曜日ごとに振り分けられチャンスは週一度のみ
(※機関によって異なります)

なかなかのハードルの高さです。
じっくり煮詰めてきた話を相談したい場合は問題ありませんが、
緊急を要する場合や英語が話せない方の問い合わせの場合はかなり難しくなります。

外国人受け入れを拡大している今、
外国人材が安心して生活できるよう相談できる時間や窓口が少しでも増えることを願っています。

日本人の知らない在留カード

2019.01.25 / info

「在留カード」
もしかすると、日本人のみなさんは聞いたことすらないかもしれません。
これは、3ヶ月以上日本に滞在する外国人材に”必ず”与えられる「身分証」及び「在留の許可証」を示すものです。日本政府が発行してます。

見た目はこんな感じ。
在留カード 外国人採用 外国人受入れ
顔写真付きですし、運転免許証のようにも見えますね。
しかし、その役割はそれ以上を果たしているんです。

今回は、そんな「日本人の知らない在留カード」についてご紹介します。

まず在留カードは日本に入国する際、空港にて手渡されます。(※例外空港もあり)

記載事項は、表面に「姓名、生年月日、性別、国籍、住居地」などの基本情報に加え、
「在留カード番号」「在留資格」「在留期間」「有効期限」「就労制限の有無」の記載があります。
(「在留資格」について詳しく知りたい方は、こちらをご参照ください)

裏面には「居住地記載欄」が設けられており、市町村での住民登録が完了するとここに居住地(住所)が印字されます。
住所が印字されてはじめて本当の意味を持ちます。引越しなどをして住所が変わった場合には、転居先の役所窓口で変更届けを提出してくださいね。忘れずに!

在留カードには 、

・身分の証明
・日本政府からの在留の許可
・どのような条件で日本に在留しているか

以上が明記されており、非常に大切なものであることがわかります。

そのため「携帯の義務」があり、万が一携帯していなかった場合には20万円以下の罰金となることも覚えておきましょう。
また、紛失した場合には再交付申請を行わなければなりません。偽造や悪用を防ぐためにも大切に管理してください。

在留カードをお持ちの外国人のみなさんは「大切に管理」し、
外国人材を雇用する企業のみなさんは「記載内容をしっかり確認」してくださいね。

※万が一紛失した場合は・・・
0570-013904:法務省入国管理局コールセンター(多言語電話相談窓口)
 対応言語:日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、タガログ語
 受付時間:平日8:30~17:15

外国籍人材受入れサポート アテンド実態 PART2

2019.01.23 / info

(PART1 はこちら

来日後のアテンド業務のひとつに、日用品の購入サポートがあります。
購入したいものをお聞きし、近隣の店舗を調べてご案内しています。

同行していると、
みなさんが購入されるものにはある傾向があることがわかりました。
お国は違えど、90%の方が購入されるものや迷わず即買いされるもの等々。

今回は
そんな来日外国人のちょっと意外なトレンドアイテムをご紹介します!


 

 

その1:保温性ステンレスボトル(水筒)

購入率:☆☆★★★
購入理由:
日本製のものは品質がいいという意見が多いです。
「ペットボトルは身体に害がある」と言われている国もあるらしく、ペットボトルよりも水筒が選ばれているのかもしれません。
また、身体を冷やすことはよくないとされている国もあるので、保温が効く水筒が好まれているようです。
傾向としては日本製の動物のマークが付いているものが人気です。

外国人 受入れ 買い物 
 

 

 

その2:粉末洗濯洗剤(とバケツ)

購入率:☆☆★★★
購入理由:
家に洗濯機がなくて、手洗いを余儀なくされている・・・という訳では決してありません。
洗濯機があっても手洗いを好む方が多いのです。
洗濯機を使うと「服の品質が落ちる」とか「逆に汚れは落ちない」と仰る傾向があります。
お国柄かもしれませんが、普段から手洗いが根付いている様ですね。

外国人 受入れ 買い物 
 

 

 

その3:炊飯器

購入率:☆★★★★
購入理由:
アジア圏から来日されたほとんどの方が購入されています!!
「土鍋の様な炊き上がり〜」という高品質のものではなく、
リーズナブルな値段のものを探されている傾向があり、いい価格のものがあると迷わず即買いしています。
また、私は一度で炊いて冷凍保存しておくタイプなのですが、
購入されたほとんどの方がそんなことはせず毎度熱々炊きたてを食べると仰っていました。
米食文化のアジア人にとっては「炊飯器」必需品の様です!!

外国人 受入れ 買い物 

 

 

これらのアイテムの奥には
「自分の生活スタイルや習慣を維持したい」という思いがあるのではないかと思います。

それを証拠に、
・◯◯人の多い地域の物件を探してほしい
・◯◯の食品が手に入るスーパーはある?
というようなお問い合わせも多々あります。

住み慣れた国を離れて異文化の中での生活は、なかなかのストレスを伴います。
来日したみなさまの日本生活が少しでも快適になる様、どんなサポートができるのか常々考えております。

ちなみに、お写真1枚目の黄色い袋のお店は
「行きたい!」とよくリクエストをいただく人気ナンバーワンですよ!

以上、アテンド実態PART2でした!