日本の携帯電話

2019.01.11 / info

昨年末に、日本に衝撃的なニュースが駆け巡りました。
それは、2019年9月末にてポケットベル(通称ポケベル)を利用した無線呼び出しサービスが終了するというニュースです。

20代の弊社社員から言わせると「ポケベルって何ですか?」とそこまで世代は離れてない(?)と思っていただけに、少し世代間ギャップを感じました。
そう言われると流行ったのはかれこれ20年以上前になるので、仰っしゃる通りだなと妙に納得してしまいました。
当時は高校生が通信料をお小遣いから払う概念自体ありませんでした。
俗に言うイケてる人だけ持っていた感覚です。

そんなイケてる人だけが持てるポケベルが今やスマートフォンに取って代わり、
生活にかかせない便利な道具となっています。

総務省の調べによると、2017年時点でスマートフォンの保有率は約60.9%(モバイル端末全体では約84.0%)もの割合になっているとのことです。都市部だけを抽出すれば、もっと高い保有率になると思われます。

通信手段だけでなく、ゲーム・読書・映画・SNSなど書ききれないほどの活用手段が搭載されたスマートフォンはご存知の通り日本だけでなく世界各国で利用されています。

外国人材の受入サポート、生活サポートにたずさわる中で、来日してこれから日本で暮らす外国人ももちろんスマートフォンに慣れ親しみ、スマートフォン・SIMなどインターネット環境が簡単に手に入るものだと思っています。

ところが、日本ではスマートフォン(携帯電話)・SIMカードの契約は外国人にとって様々な障壁が立ちはだかります。

大きな障壁となっているのは、

・身分証明およびクレジットカードの有無
・高額な通信料金
・契約期間の縛り

など外国人では考えられない大きな問題となって立ちはだかるのです。
特に、クレジットカードの有無は国によって持っている人が少ない国もあり来日後すぐには入手できない人たちが多いのも事実です。
また、高額な通信料金も大きな壁です。海外では日本の通信料金に比べてはるかに安い料金のため必ず契約に躊躇されます。
そして契約期間です。ただ単に何故2年?と突っ込まれます。1年赴任の方は契約できません(できるけど違約金が足枷になります)。

このように日本では、世の中が便利になるスマートフォンは契約上とても不便で高額なものとして認識されています。
そう、当時ポケベルを持っていなかった私が感じていた、ポケベル契約に対する印象と同じかもしれません。

もしかしたら、来日後すぐにスマートフォンを持っている外国人は、他の外国人からするとイケてる外国人に見えているのかもしれませんね。